センバツ高校野球 プラカード 選手の活躍、願い揮毫 滑川総合書道部 /埼玉
3月18日開幕の第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する北関東4校のプラカードを、県立滑川総合高校(滑川町)の書道部員2年の4人が揮毫(きごう)した。心を込めて筆をふるったプラカードは開会式の入場行進などで使われる。 「書の甲子園」の愛称で知られる「第31回国際高校生選抜書展」(毎日新聞社、毎日書道会主催)の団体の部で地区優勝した学校が例年、揮毫を分担。北関東地区で6年連続地区優勝した滑川総合は作新学院(栃木)、石橋(栃木)、健大高崎(群馬)、山梨学院(山梨)を受け持った。 作新学院を担当した鈴木美佳さん(17)は「私の書いたプラカードから応援メッセージが伝わり、選手の力になればうれしい」と語った。石橋を受け持った小鷹芽夢さん(17)は「選手の皆さんの活躍を願っています。夢の舞台を全力で楽しんできてください」と話した。 健大高崎を担当した松崎唯菜さん(17)は「健大高崎さんを応援できてとてもうれしい。最高のプレーができるよう気持ちを込めた」と語った。山梨学院担当の吉田樹未さん(17)は「選手一人一人が輝くことを願い全力で書き上げました。練習の成果を発揮して」とエールを送った。【仲村隆】