『六人の嘘つきな大学生』“3人目”は佐野勇斗!「ヒントがたくさん隠れているので、3回以上観ていただけたら」
「2022年本屋大賞」にノミネートされ、現在までに累計発行部数40万部を突破している浅倉秋成の同名小説を、“密室サスペンス”の名手である佐藤祐市監督のメガホンで実写映画化した『六人の嘘つきな大学生』(11月22日公開)。先日解禁された浜辺美波と赤楚衛二に続き、3人目のキャストとして佐野勇斗の出演が発表された。 【写真を見る】浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗の“裏表”が一枚に凝縮!残りの3人のキャストは… 成長著しいエンタテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用で、最終選考に残った6人の就活生たち。彼らに与えられた課題は、1ヶ月後までにチームを作り上げてグループディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、6人の学生たちは互いに交流を深めていくが、本番直前になって課題が変更。彼らは仲間から、1つの席を奪い合うライバルとなってしまう。そんななか、ある告発文をきっかけに彼ら6人の“本当の姿”が次々と暴かれていくことに。 佐野が演じるのは、慶應義塾大学総合政策学部の学生で、フェアを愛し冷静かつ的確なリーダーシップを執る久賀蒼太役。元々ミステリー作品が好きだという佐野は、「原作はめちゃくちゃおもしろくて、一日で読んでしまいました」と撮影が始まる前から作品の世界観に引き込まれたことを告白。そして「犯人へのヒントが沢山隠されているので、1回目は考察しながら、2回目はその犯人がどんな芝居をしているか、3回目はもっと細部まで…と3回以上観ていただけたらうれしいです」とコメントを寄せている。 あわせて解禁されたのは、すでに主人公の嶌衣織役を務めることが発表されている浜辺と、波多野祥吾役の赤楚、そして今回発表された久賀役の佐野の、笑顔と無表情の対比が印象的な“裏表ビジュアル”。この3人と火花を散らす残りの3人は、4月1日(月)の朝5時に発表予定。続報に乞うご期待! <コメント> ●佐野勇斗 「もともとミステリー的な作品がすごく好きなので、原作はめちゃくちゃおもしろくて一日で読んでしまいました。これまで優等生の役はあまり演じたことがなかったため、今回の役は挑戦的でしたが、九賀のまっすぐさは自分とも共通する部分で、共感しながら演じられました。そのまっすぐさがどこに向かうのかは…。 『六人の嘘つきな大学生』には犯人へのヒントが沢山隠されているので、1回目は犯人が誰なのかを考察しながら楽しんでいただきたいです。そして、2回目はその犯人がどんな芝居をしているかを、更に3回目は、もっと細部まで…というかたちで、3回以上観ていただけたらうれしいです」 ●稲垣優プロデューサー 「この原作を映像で表現する上で、“九賀蒼太を誰が演じるのか?”は重要なポイントでしたが、これまでのテレビドラマや映画の出演作で、二面性のあるキャラクターを演じる経験の多かった佐野勇斗さんには、安心して九賀役をお任せすることができました。しかし、撮影を通して我々製作陣を驚かせたのは、佐野さんの発案で演じられた、あるシーンでの九賀の“第三の顔”。それは、おそらく公開まで明かされることはない映画ならではの大きな見どころになっておりますので、公開後のお楽しみとして、ぜひスクリーンで見届けていただきたいと思います。佐野さんだからこそ表現できる、唯一無二の魅力を放つ九賀蒼太に是非ご期待ください」 文/久保田 和馬