具体的なテーマやアトラクションの詳細は明かされていない

　米ウォルト・ディズニーが、フロリダのディズニーワールドに5つ目のテーマパークを建設するために、170億ドルの巨額投資を計画していることが明らかになった。米Deadlineが報じている。 　フロリダのディズニーワールドは、1971年の開園以来、家族連れを中心に世界中から多くの観光客が訪れる人気スポット。現在、シンデレラ城を中心にしたマジック・キングダム、万博をイメージしたエプコット、「スター・ウォーズ」や「トイ・ストーリー」などの人気作品をフィーチャーしたディズニー・ハリウッド・スタジオ、そして動物と自然をテーマにしたディズニー・アニマル・キングダムの4つのテーマパークが存在する。 　これらのパークには、ディズニーならではの独創的なアトラクションや美しい景観、良質なサービスが揃っており、子どもから大人まで幅広い世代を楽しませている。そんな中、新たなテーマパークの建設を計画しているとあって、ファンの期待は高まるばかりだ。 　具体的なテーマやアトラクションの詳細は明かされていないが、ディズニーの実績を考えれば、革新的かつクリエイティブな内容になることは間違いない。新パークには最新技術を駆使した驚きのアトラクションや、ディズニーの豊富なコンテンツライブラリーを活用した、没入感あふれるエリアが作られるのかもしれない。 　そして、この大規模プロジェクトはフロリダ州の経済にも大きなインパクトを与えると予想される。建設段階では多くの雇用が生まれ、完成後は世界中からさらに多くの観光客が訪れることで、地域経済の活性化が期待できる。ディズニーワールドは年間5000万人以上が訪れる巨大リゾートであり、新パークの登場でその数字はさらに上昇するかもしれない。