クラーク国際は武修館と初戦、別海は白樺学園と 北北海道大会抽選会
第106回全国高校野球選手権北北海道大会(朝日新聞社、北海道高野連主催)の抽選会が5日、旭川スタルヒン球場であり、地区大会を勝ち抜いた16チームの組み合わせが決まった。 【写真】北北海道大会の組み合わせ 昨夏の代表校・クラーク国際は初戦で武修館と対戦。今春の選抜大会に21世紀枠で初めて出場した別海は白樺学園との顔合わせ。 大会は旭川スタルヒン球場で13日に開幕し、順調に進めば、決勝は23日に行われる予定だ。 ■北北海道大会の展望 好投手が目立つ今年の北大会。Aゾーンは投手力のあるチームが集まった印象だ。帯広三条の左腕・山田直弥は地区2試合で連打を許さなかった。昨夏4強の士別翔雲は2年連続で開幕戦に登場する。 今大会の注目投手で、最速151キロの旭川実・田中稜真は勝負強い旭川永嶺打線の挑戦を受ける。北見柏陽の146キロ左腕の山内悠生と、2試合無失点の釧路江南の佐藤勝輝の投げ合いにも注目だ。昨夏の代表校、クラーク国際は総合力が高く、Aゾーンでは抜け出ている。 Bゾーンは攻撃力に秀でたチームがそろった。遠軽は伝統の打撃に加え、地区で計15盗塁。対する滝川は地区で無失点無失策の堅守でロースコアに持ち込みたい。 選抜21世紀枠出場の別海は甲子園夏3度出場の白樺学園と。別海は打線を組み替えて2試合コールド勝ちした。12イニングで被安打2と好調の白樺学園のエース半沢理玖が立ちはだかる。 打線に爆発力のある帯広大谷と旭川東の対戦は打ち合い必至だ。(古源盛一)
朝日新聞社