愛媛新聞が出展する「デジタルハザードマップ」（画面内）＝横浜市中区

　横浜市中区のニュースパーク（日本新聞博物館）で、企画展「ニュースを伝える情報デザイン～インフォグラフィックスと新聞整理の世界」が開かれており、より分かりやすくニュースを発信するために全国の新聞社や通信社がデザインに工夫を凝らした紙面やデジタルコンテンツを紹介している。12月22日まで。 　データを活用した報道手法「データジャーナリズム」の試みとして、警察の集計対象にならない名前のない小さな交差点で事故が多発していることを可視化した企画も紹介。愛媛新聞は、県の防災マップを地図上に落とし込んで津波や洪水の浸水域などを確認できるようにした「デジタルハザードマップ」を出展している。ニュースパークの阿部圭介担当主管は「印刷やCG処理技術の向上で日々インフォグラフィックスも進化している」とする。