【摘発】スーツケースやボストンバッグに隠し密輸入 覚醒剤や大麻の押収量は前年同期の3倍以上に 上半期で24件 門司税関
FBS福岡放送
門司税関は25日、ことし上半期の不正薬物密輸の摘発状況を発表しました。去年を大幅に上回っています。
ことし1月から6月までに、門司税関が摘発した覚醒剤や大麻などの不正薬物の密輸入は24件でした。押収量は20キロを超えていて、去年の同じ時期と比べて3倍以上に増えています。
ことし3月には、タイから福岡空港に入国した女が、スーツケースやボストンバッグの中に覚醒剤を10キロ以上、隠し持っていた事件が摘発されました。これは福岡空港での1回の摘発量として過去最大で、女は高額の報酬目的でスーツケースなどの運搬を請け負っていたということです。 門司税関は「SNSなどを通じて、不正薬物の密輸事件に巻き込まれないよう注意してほしい」と呼びかけています。