岩手県教育委員会は、２０２２年に岩手県紫波町で乗用車を運転中女性をはね、４カ月後に亡くなる事故をおこした中部教育事務所管内の６０歳の男性教諭を、２０２４年４月１５日付で減給５カ月の懲戒処分としました。 懲戒処分を受けたのは中部教育事務所管内の県立高校に勤務する６０歳の男性教諭です。 県教委によりますと、男性教諭は２０２２年８月に紫波町内の町道を私用で乗用車を運転していた際に道路を横断していた高齢の女性をはねました。 女性は外傷性くも膜下出血などのけがをして約４カ月後にこのけがが原因となった病気で亡くなりました。 男性は３０日間の免許停止と罰金１００万円の略式命令を受け納付を済ませています。 こうした状況を踏まえ県教委は１５日付で男性教諭を減給５カ月の懲戒処分としています。 県教委では再発防止に向け改めて車の運転について職員への注意喚起を徹底するとしています。