初市に響く競りの声 富山市公設地方卸売市場 新鮮な野菜、魚並ぶ
富山市公設地方卸売市場で5日、初市が開かれた。仲買人らが競りの威勢の良い掛け声を響かせ、新鮮な野菜や魚が並べられた市場が活気づいた。 青果部では県産のダイコンやカブ、キャベツ、リンゴなどの野菜や果物が競りに掛けられた。卸売りの富山中央青果によると、初日の入荷量は例年より35%ほど少ない約120トンだった。葉物野菜を中心に前年比3割程度の高値となった。 水産物部では、富山湾で捕れたひみ寒ぶりやカワハギ、サバ、スルメイカなど約50トンを入荷し、昨年初日の30トンを上回った。 6日に初競りがある花き部を含めた各部で式典が行われ、藤井裕久市長、田畑裕明、山登志浩両衆院議員があいさつした。