テレ東出身の森香澄は鷲見玲奈に続くバラエティー界への「刺客」、童顔の“癒し成分”がマッチ(高倉文紀)
【次世代バラエティー女王はキミだ!】#4 人気アナウンサーがフリーになっても、局アナ時代と同様に活躍するのは、なかなか難しい。だが中にはむしろフリーになって以降に大ブレークするケースもあり、最近では元テレビ東京の森香澄(28)がバラエティー番組をはじめ、幅広いジャンルで活躍している。警視庁の「110番イメージキャラクター」にも起用され、ポスターで披露した警官の制服姿が似合っていた。 森香澄1st写真集バカ売れ!テレ東退社→フリーで大成功の秘訣は“美谷間”のホクロにあった 1995年6月16日生まれ、東京都出身。2019年にテレビ東京入社。「よじごじDays」「ウイニング競馬」などの司会を担当。2023年3月31日付でテレ東を退社した。 その後、「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)や「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)などさまざまなバラエティーに出演して、「ぶっちゃけキャラ」と「あざとかわいい」魅力で人気上昇。元テレ東アナウンサーからのバラエティー界への「刺客」としては、鷲見玲奈に続くブレークとなった。 鷲見も森もアナウンサーっぽくないところが魅力で、しかもネット局数が少ないテレ東出身ということで「女子アナ」のイメージがあまりついていないこともブレークの要因になった。 森香澄は、男女両方の支持が高い。女性の間ではインフルエンサー的な人気も高く、フリー転身後は、なえなの、川口葵らのインフルエンサー系タレントが多数所属するsejuに在籍。公式インスタグラムのフォロワー数は約66万人を誇る。一方で男性ファン層には、雑誌「週刊プレイボーイ」などで見せている、あどけなさを残すルックスとのギャップが印象的なセクシーショットが人気を集めている。 彼女のチャームポイントは、そのトロンとしたタレ目で、ラブコメマンガに出てきそうなヒロイン像を実写化したかのような愛らしさが魅力。 自身の公式X(旧ツイッター)で初写真集の発売を発表したときに、「28歳という、まだ未熟だけど、子供ではない。大人のような。子どものような。そんな今の私がぎゅっと詰まった1冊になっています」とポストしたところ、コメントの中には「28歳は子供ではありません!」という声もあったが、童顔の彼女なら「半分子供」を自称しても違和感はない。 歴史的に、世の中が混沌とすると、童顔の女性タレントが人気を集めるといわれてきた。 まだまだ暗いニュースが続く今、森香澄の癒やし成分を時代が欲している。そう言ってもいい。 (高倉文紀/美少女・女優評論家)