北朝鮮が弾道ミサイル発射、EEZ外に落下で被害なし-防衛省
(ブルームバーグ): 北朝鮮が30日午前6時13分ごろ、複数発の弾道ミサイルを発射した。日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下し、被害は確認されていない。防衛省が発表した。
韓国軍合同参謀本部も記者団へのテキストメッセージで、東方に向け発射された短距離弾道ミサイルと推定される十数発を探知したことを明らかにした。
岸田文雄首相は同日午前、弾道ミサイル発射は関連する国連決議に違反するとして、「強く非難」し、既に抗議を行ったと述べた。日米、日米韓で緊密に連携を取って対応するとも語った。官邸で記者団に明らかにした。
北朝鮮は年内に3基の軍事偵察衛星を打ち上げる方針で、27日夜に試みたが、失敗した。17日には短距離弾道ミサイルを数発発射するなど挑発行為を繰り返している。
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--取材協力:Shinhye Kang.
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Takashi Hirokawa, Jon Herskovitz