農業は、地域はどうあるべきか 熊本県内の若手農家が熱い思いを発表 JA県青壮年部大会
熊本県内の若手農家が農業や地域への思い、経営に対する考え方を発表するJA県青壮年部大会が22日、熊本市中央区の県民交流館パレアであった。 「盟友の主張」発表には10人が登壇した。JA鹿本青年部の原口美季さん(29)は「会社を辞めて農業がしたい」と一念発起し農地探しから始め、「女性の1人農業」でスイカの栽培に奮闘している。「女性でも活躍できる職業だと、胸を張って農業を続ける」と決意表明し、最優秀賞を獲得した。 地区を代表する5人が臨んだ「組織活動実績発表」では、JA鹿本青年部の丸山幸治さん(43)が、新規就農者の獲得と同時に、就農後のサポートに先輩農家が出向く「ヘルパー」制度を活用している事例を紹介して最優秀賞に輝いた。 2人は12月に長崎市で開かれる九州大会に出場する。(太路秀紀)