知人らに野球賭博させた疑い、山口組系組幹部を逮捕 1口1万円、計1.1億円超の申し込み受けたか 兵庫県警
野球賭博をさせたとして、兵庫県警尼崎南署は6日、賭博開帳図利の疑いで、特定抗争指定暴力団山口組系組幹部の男(63)=堺市堺区=を逮捕した。調べに対し、「全く覚えがありません」と容疑を否認しているという。 【写真】「違法カジノにハマって来院したら通報されますか?」専門医の答えは 逮捕容疑は4月28日から5月6日までの間、大阪府内などで8回にわたり、プロ野球公式戦延べ264試合について、1口1万円で勝敗を予想させ、知人ら10人前後から携帯電話のショートメールなどを使って計1万1151口(1億1151万円)の申し込みを受けた疑い。 男は、暴力団員であることを隠してゴルフ場を不正に利用したとして、5月7日に同署などに詐欺容疑で逮捕された。押収した携帯電話のメール履歴などの捜査で、野球賭博をしていた容疑が浮上した。同署は現金の流れなどを調べている。