高難度ゲーム『壺男』の攻略をお坊さんと目指す。「ゲームさんぽ」の企画第2弾が公開。お坊さんは「苦しみとは何か理解することが攻略につながる」と解説
3月15日、まざまな専門家の視点をゲームを通して紹介する動画シリーズ「ゲームさんぽ」の「【輪廻転生の真実】仏教のありがたい教えを携えて『壺男』のクリアを目指す#02」が公開された。映像は、YouTubeとニコニコ動画で視聴できる。 通称『壺男(原題:Getting Over It with Bennett Foddy)』は、「特定の人を傷つけるため」という異色のコンセプトのもと制作された、いわゆる苦行系のアクションゲームだ。プレイヤーは壺にすっぽりハマったおじさんを操作して、両の手で握ったハンマーのみを用いてステージを移動する必要がある。 この操作は非常に難度が高く、Steamレビューでは「友達にプレゼントされた。今度、絶交する」「壺から出ろ」「神ゲー」といった、あまりにも高い難度から賑わうコメントが多数寄せられた。 公開された映像では、大正大学にて仏教文化に関する授業をおこなっている浄土宗のお坊さんである工藤 量導さんを招き、壺のハマった男のシュールな光景を見守りながら、高難度ゲーム『壺男』のクリアを目指す。 工藤さんは映像をみて、「自分の苦しみの原因」を理解するのと同じで、何が原因で攻略できないのか理解することで本作の攻略法も見えてくると解説した。そして、「お釈迦様がいたら何のアドバイスをするだろう」と思慮を巡らせる展開が待ち受けていた。 「ゲームさんぽ」は、YouTuberのなむ氏が自身のYouTubeチャンネルにて2017年から行っていた企画だ。当時はライブドアニュースとコラボする形として誕生し、「古代ギリシャ研究家と見る『FGO』の英雄たち」や、『Detroit: Become Human』を精神科医である名越康文さんが登場キャラを分析する企画など、数百万を超える再生回数のヒット映像を世に送り出してきた。 現在の「ゲームさんぽ」の映像は、「株式会社よそ見」が運営するチャンネル「ゲームさんぽ/よそ見」にて配信されている。この度公開された映像も、ニコニコ動画とYouTubeの「ゲームさんぽ/よそ見」公式チャンネルにて視聴できる。 公開された映像が気になった方は、ぜひ公式チャンネルをチェックしてみてほしい。
電ファミニコゲーマー:TsushimaHiro
【関連記事】
- 魔法のダイスでキメラを操るローグライトアドベンチャーゲーム『Dicefolk』発売。さまざまな種類のキメラを召喚し、ダイスで指示を出して戦う。主人公はキメラを従えて、狂気の魔術師「セーラム」打倒の冒険へ出発する
- ハローキティやマイメロディのぬいぐるみとチョコレートがセットになった「サンリオキャラクターズ GODIVAギフトセット」2024年1月11日より発売へ。昨年登場のシナモロールや初登場となるクロミもラインナップ
- 『サムライチャンプルー』サントラ4枚がサブスク解禁。「ローファイ・ヒップホップ」のルーツとしても注目の作品で、故・Nujabes氏らが手掛けた
- 約14年ぶりとなるシリーズ完全新作『風来のシレン6』ついに発売。入るたびに変化する“不思議のダンジョン”を攻略する楽しさはそのまま、やり込み要素もさらに充実
- 『パルワールド』がSteam同時接続数において『エルデンリング』の記録を超えて歴代6位、さらに同時接続数は大台の100万人を突破。快進撃が止まらず勢い”バケモノ級”のゲームに