東京Vが終了間際にPK献上で勝利スルリ 2試合連続5万人超えの観客の中戦う
◇サッカーJ1第2節 浦和レッズ1-1東京ヴェルディ(3日、埼玉スタジアム2OO2) 【Jリーグ】93年の“開幕カード”再現 東京V・谷口栄斗「新しい歴史の1日になる」 サッカーJ1リーグは3日、第2節が行われ東京ヴェルディと浦和レッズが対戦しました。 開幕戦で互いに黒星を喫している両チームの一戦は、2008年8月27日に国立競技場で行われたJ1第23節以来の対戦となりました。 試合が動いたのは、前半42分。16年ぶりにJ1の舞台で戦う東京Vはコーナーキックのチャンスを獲得。ゴール前の混戦から最後は木村勇大選手が鮮やかな反転ボレーシュートで先制します。 後半に入り、浦和は興梠慎三選手や中島翔哉選手などを投入し攻勢を強め東京Vゴールへ迫ります。 すると後半42分、中島選手のクロスから大畑歩夢選手がペナルティエリア内で倒されPKを献上。東京Vにとって開幕戦から2試合続けてのPKを与えたことになります。 これを、アレクサンダー ショルツ選手が後半44分に冷静に決め同点に追いつかれます。 国立競技場での開幕戦に続き、5万人超えの観客が集まったこの試合。完全アウェーの雰囲気の中戦う東京Vでしたが、その後勝ち越し点を奪うことはできず。 リードを守り切れなかった東京V。5615日ぶりJ1勝利はお預けとなり、勝ち点1を浦和と分け合いました。