菅原由勢所属のサウサンプトン、ユリッチの就任発表…新指揮官の下で最下位からの巻き返しを図る
サウサンプトンは、イヴァン・ユリッチ監督の就任を発表した。 ラッセル・マーティン監督の下で、昨シーズンのチャンピオンシップで4位に入り、昇格プレーオフを勝ち上がって1年でのプレミアリーグ復帰を決めたサウサンプトン。しかし、今シーズンは開幕から低迷が続き、第16節を消化してわずかに1勝を挙げたのみの最下位に沈んでいる。 【プレミアリーグ順位】残留圏との差は? これを受け、サウサンプトンは15日にマーティン監督の解任を発表。そして、6日後の21日にユリッチ監督の就任を発表し、同指揮官と2026年夏までの18カ月間の契約を結んだ。 ユリッチ監督はサウサンプトンの指揮官就任を受け「とてもうれしい。とても大きな挑戦になると思うが、もっと良いことができるポテンシャルのあるチームだと思ったから、私はとても楽観的だ」と話し、意気込みを続けた。 「私はチームがもっと積極的になり、もっとプレスを掛けることを望んでいるし、これが私のフットボールのアイディアだから、素早くメンタリティを変えないといけない。ファンとすぐにつながりを作ることも大切だ。私は積極的なチームを望んでいるし、サウサンプトンのファンがそんなチームを気に入ることになると思う」 クロアチア代表としてもプレーしたユリッチ監督は現役時代の半分を過ごしたイタリアでコーチングキャリアを開始し、ジェノアやエラス・ヴェローナ、トリノで指揮を執ってきた。さらに、今年9月からはダニエレ・デ・ロッシ監督の後任としてローマを指揮したが、わずか2カ月足らずで解任されていた。 なお、ユリッチ監督が22日のフラム戦から指揮する可能性は低く、サウサンプトンでの初陣は26日のホームでのウェストハム・ユナイテッド戦になる見込みだ。