体験住宅「和暮和暮」の前でテープカットしてオープンを祝う関係者

　福島県本宮市が移住定住促進のため同市和田で整備を進めてきた「ふるさと暮らし体験住宅　和暮和暮（わくわく）」がオープンした。市外からの利用者を受け付けている。 　木造２階建ての古民家でリビングダイニングキッチンや和室、洋室を備える。山林などを含めた土地の広さは約５４０９平方メートルで、さまざまな用途に活用できる。ホームページ（ｈｔｔｐｓ：／／ｗａｋｕｗａｋｕ－ｍｏｔｏｍｉｙａ．ｃｏｍ）か電話から仮予約し、利用内容を調整して予約を確定する。利用期間は連続７日まで。 　オープンに先立ち現地でセレモニーが行われた。地元の和田９区の住民や来賓約３０人が参加した。高松義行市長が「白沢地区の自然豊かな風土、人の優しさに触れてもらい、移住定住を呼び込みたい」とあいさつした。橋本善寿市議会議長が交流人口増加に期待を寄せた。予約、問い合わせは市政策推進課へ。 （郡山版）