岡山盲学校と岡山聾学校の新校舎整備 2030年度に開校延期
岡山県教育委員会は岡山市にある岡山盲学校と岡山聾学校の機能を集約した新しい校舎の整備について、2029年度としていた開校時期を30年度に延期する方針を16日に開かれた県議会文教委員会で明らかにしました。
2023年度末にとりまとめた基本構想では、25年度中に設計を行い、26年度中に着工、29年度に開校する予定でした。しかし、障害特性の異なる児童生徒の安全確保に配慮が必要な部分が多いことなどから、設計完了が26年度にずれ込むことになったということです。これに伴い、着工や開校時期も1年遅れることになりました。 総事業費は当初約50億円を見込んでいましたが、人件費などの上昇によって約63億円まで膨らむということです。 県教育委員会は「両校の安全面などに関する意見をしっかり踏まえて整備を進めていきたい」としています。
KSB瀬戸内海放送