【バレー】ヴォレアス・張育陞主将「日本のトップのチームで本当に強かった」、田城貴之「7年前に退団したパナソニックとの試合対戦が実現して嬉しい」V1男子会見
12月24日におおきにアリーナ舞洲(舞洲アリーナ)(大阪府)で行われたバレーボールV1男子、パナソニックvsヴォレアスの試合後会見のうちヴォレアス分をお届けする。
張育陞主将、田城貴之、外崎航平、樫村大仁選手(ヴォレアス)
■ヴォレアス北海道 ●張育陞主将(オポジット) 日本のトップのチームで本当に強かったと思います。 昨日はパナソニックさんのミスが多かったですが今日はすぐ修正しました。 私たちは昨日今日の方がよりいいプレーしましたがあまり戦えませんでした。 日本のトップチームで、学ぶところもたくさんあるので今から練習してそのようなチームになれるように頑張りたいです。 ●田城貴之選手(ミドルブロッカー) パナソニックパンサーズを7年前に退団、移籍をしました。 その時はヴォレアスというチームは全然知られていませんでした。 その新しい北海道での挑戦をチームに応援していただいて、今日試合対戦が実現してすごく嬉しく思っています。 内容自体はかなり反省点がいっぱいありますが、(パナソニックのファンの方も含め)元気な姿も見せられる気持ちもある反面練習しないといけないと思っているので、頑張っていきたいと思います。 ●外崎航平選手(リベロ) 今日は相手のいいサーブに崩される場面が多かったです。 こちらとしてもいいサーバーがいるチームだと分かっていましたが、それに対して準備が少し足りなく、いいように打たれました。 こちらがほとんど 2 セット目はもうバレーボールすらできなかったという場面が多かったです。 こうやっていいサーバーに実際に対峙して得たこともあります。 反省点ばかりですけども、プラスのこともあります。 今後リーグが続くのでそういう今日の経験を生かして、次回以降いろんなチームにも良いサーバーがいるので、それに対して自分たちは対応していけるように、これから練習していけたらいいなと思います。 ●樫村大仁選手(ミドルブロッカー) 僕個人的なところで言うと2ヶ月強ぶりの試合だったので試合感的に結構不安がありました。 久しぶりに出て意外と体はついていけた部分もありました。 筋力的に万全じゃなくて途中でやっぱり耐えきれない部分がありました。 来週は1週空くので体のコンディションのところは個人的には上げていってよりチームに貢献していきたと思っています。 ――張主将にV1リーグはV2、(出身の)台湾と比較してみてどう思うか? 張:レベルが違います。高いレベルを経験するために日本に来ました。 アジアで一番レベルの高いリーグは日本のVリーグだと思います。 (台湾代表として)日本代表も試合したことがあり、本当強いので強くなるために来ました。 ――改めてVリーグのレベルについてどのように感じたか? 張:V1では沢山有名な選手もいるし、日本代表もたくさん選手いるので、いや本当にレベルが高いと思います。 ――先シーズンはV2で勝つことが当たり前という形だったが今シーズンV1に昇格しは負けるケースが多い状況をキャプテンとしてどのように捉えて、チームを引っ張ろうとしているか? 張:V1とV2は全然違います。 今シーズン始まる前から厳しいと思っていました。 今シーズンは厳しい状況も沢山ありますし、勝てない状況もあります。 でも私たちはV1で初めてプレーをする選手が多いです。挑戦者の立場で1試合ずつ戦って成長できるように頑張りたいです。 ――田城選手に。改めて所属していたパナソニックと対戦したことについて。 田城:まず7年前なV3からスタートしてずっとV1昇格を目標にしてきました。 その時はパナソニックと対戦するとかっていうのは、具体的にはイメージはできていませんでした。 V1昇格が決まって対戦が近づいてくると、やっぱり色々と思い出すこととかもあったりとか、いろんな人に連絡を試合前させていただいたりしました。 もしかしたら途中で引退していたかもしれないですけれども、この日まで頑張って来られて、まずは良かったなというふうに思っています。 ――ヴォレアスvsパナソニックで2日間チケットソールドアウト(23日4930人、24日4768人)の雰囲気の中で戦えたことについて。 田城:やはり凄くいい会場だなと思いました。 お客さんも凄くたくさん入ってらっしゃいましたし、演出も楽しい演出がいっぱいあってプレーする側も楽しかったです。 パナソニックアリーナに行きたいなって気持ちもありましたが、お客さん多かったので嬉しかったです。 ――外崎選手に。V1 のチームのサーブのレベルにそのように感じて対応したか? 外崎:今日のパナソニックさんに関して言えばほとんどが日本代表選手で世界でもすごいサーバー、選手がいる中で、(サーブの)場所を変えられ、いろんなバリエーションがありました。 あるタイミングでは入れとけばいい時もあるだろうし、攻めてくる時もあるだろうしその駆け引きがそれぞれの選手であって、もう1回同じコースを打ってくる選手もいれば2本目は違うとところを打ってくる選手もいます。 今までのいろんな映像を見てそういう傾向を見て事前の準備がもっと必要かなと思いました。 今迄V2でやっていたときに、経験がないようなサーブがほとんどです。 いろんなチームのリベロの映像を見たり、リベロはこういう動きをしているとか、アウトサイド2人をどのようにカバーをしているかいろいろ参考したいです。 そこで自分で取り入れるところや、自分はこうしたいっていうところをやっていく過程で、自分の中で少しずつ落とし込んでいきたいです。 2周目に1周目よりも返せたりとか、チームとしてレセプションの成功率が上がるようなフォーメーションだったり、自分たちのリーディングを良くしていくっていうのをもっとやっていかないといけないと思います。 ――樫村選手に。怪我でなかなか試合に出られなかった時のちょっと心境とパナソニックというV1のトップクラスのチーム相手に対峙してみて、自分ができたこと感じることは? 樫村:ある時点での戦力というか、その場その場のできることをやるのがベストだと思っています。 もどかしい、悔しいとかという感情がありますが、特別に感じているとかではありません。 僕らはまだ2勝(14敗)しかしてないという見方もありますが、僕らの中では手応えもあり、毎回毎回試合を通して、今シーズンから V1 に参戦したチームとしてどんどん成長をしているなと中に入っていて思っています。 個人的には今日パナソニックさんとやってまだ(自身のコンディションが)万全じゃないっていうのもありますけど、それでも相手がどういう動きをしていくかっていうのを事前に分析してそれの戦術通りに自分が動けるか動けないかっていうところで今日は割とそれができていました。 できた時は自分たちの思惑通りにことが運べるっていう実感も得られました。 やることはもう決まっているので、それにと体が動かせるようにトレーニングしたりとか練習したりとか相手のビデオを見て自分で反応して、速さを上げていかに行くかが大事です。 経験して反省しての繰り返しだと思います。 ネガティブなことは特になくて、これからも今のチームの成長の仕方でやっていければ、後半戦はより結果出るかわからないですけど、自分的には感覚はすごいいいです。 個人的にもチーム的にも上がっていくと思います。