転覆した大間のマグロ漁船を陸揚げ 事故原因解明へ本格的な調査始まる 津軽海峡で消息を絶ち2人死亡
RAB青森放送
今月19日に大間町沖で転覆し2人が亡くなったマグロ漁船です。 24日、転覆した漁船が陸揚げされ、事故原因の解明に向けた本格的な調査が始まります。 転覆したマグロ漁船「第二十八光明丸」の陸揚げ作業はむつ市の大畑漁港で午前9時半ごろ行われました。 ★青森放送 一戸亮太記者 「転覆した漁船が港に揚げられていきます。これから事故の原因について調査が始まります」 大間漁協所属の「第二十八光明丸」は今月19日大間沖の弁天島付近で消息を絶ち、乗っていた2人のうち津軽海峡の沖合で乗組員の須藤愛教さん55歳の遺体が、弁天島の海岸で船長の藤枝亮一さん70歳の遺体が見つかりました。 漁船は転覆した状態で見つかり、その後現場から東に39キロ離れた場所まで流されたため大間漁協が手配した台船に乗せられて大畑漁港に運びこまれました。 漁船は赤い船底が上になった状態で発見されたため、甲板にある操だ室などは激しく壊れた状態でした。 青森海上保安部が実況見分を行い、事故原因の解明に向けて本格的な調べを進めています。