東南アジアで事業展開する日系診療所「ことびあクリニック」は、５月１日にマレーシアの首都クアラルンプール・モントキアラ地区に診療所を開設する予定だ。 　ことびあクリニックは、商業施設「プラザ・モントキアラ」の１階に入居。診療科目には総合診療のほか、内科、小児科、皮膚科、女性外来、眼科などが含まれる。風邪やインフルエンザ、消化器症状、皮膚の症状、高血圧、糖尿病、ぜんそく、アトピーなど幅広い病状に対応する。また、予防接種や健康診断を受けることも可能だ。 　同クリニックでは、外来診療のほか、東マレーシアを含むマレーシア全土を対象に、オンライン診療と薬のデリバリーにも対応する。通信アプリ「ＬＩＮＥ（ライン）」のことびあクリニックの公式アカウントを通じて、24時間体制で日本語で予約を受け付ける。 　オンライン診療は年中無休で、診療時間は午前９時～午後５時（最終受付時間午後４時半）となっている。 　ことびあクリニックは今年２月、パートナー企業であるマレーシアのエティフ・テレメディスン・リモート・インタープリテーションを通じて、クアラルンプールの総合病院「パークシティー・メディカル・センター（ＰＭＣ）」内に日本人相談窓口を開設した。