トキエア、1/15から運航一部再開 2号機は整備続く
トキエア(TOK/BV)は1月14日、部品調達に時間がかかっていた仏ATR製ATR72-600型機の整備作業が完了し、あす15日から運航を一部再開すると発表した。2機あるATR72のうち、初号機(登録記号JA01QQ)の主翼前縁が今月6日に損傷、2号機(JA02QQ)も昨年12月に被雷で損傷しており、7日から全便欠航が続いていた。 【写真】トキエアの仙台就航初便 整備が完了した初号機は、6日に中部発新潟行きBV404便として飛行中に不具合が発生。新潟空港へ到着後の点検で、主翼前縁の除氷装置が損傷しており、部品交換が必要になった。交換部品を海外から取り寄せ、新潟で作業を実施した。 運航再開初日の15日は、新潟を午前7時35分に出発する仙台行きBV201便が初便となる予定。朝晩に新潟-仙台線を1往復ずつ、昼間に新潟-札幌(丘珠)線を2往復する。 一方、2号機は昨年12月15日に中部から新潟へ向かう際に被雷。現在も整備作業が続いている。
Tadayuki YOSHIKAWA