【有馬記念】ドウデュース取り消し 友道師の一問一答「今回初めてちょっと歩様が乱れた…」
G1・5勝馬ドウデュース(牡5、友道)が右前肢ハ行のため、ラストランに予定していた有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)の出走を取り消した。管理する友道師が20日午後に発表した。 【写真】枠順公開抽選会で1頭目でドウデュースを引く長澤まさみ 師の一問一答は以下の通り。 -取り消した経緯は 水曜日に最終追い切りをしてその後も変わりなかった。今日も普通にキャンター乗って、プールに行こうとした時に少し歩様がおかしくなった。現時点で分かっているのはそれだけです。これだけの馬なので、競馬で何かあってはいけないので、オーナーと話し合って出走をやめることになりました。 -ファンが多かった馬 ファンの皆さんに申し訳ない。それが一番の気持ち。昨日の抽選会でもあれだけ取り上げてもらった中で、次の日にこんな形で発表するのも本当にファンの皆さまに申し訳なく、謝りたい気持ちです。 -レース後に予定されていた引退式は 現時点では引退式は中止です。最後、皆さんにお別れのあいさつをして北海道へと思っていたけど、できなかったので。夏の函館、札幌とかでお披露目式みたいなのをできればとオーナーと相談している。有馬記念も大事な一戦ですが、その次の方が大きな仕事になっているので。競馬でなにかあったら大変なので、苦渋の選択でした。 -改めて競走生活振り返って 今回の有馬記念の取材で、調教の時はずっと変わらず具合が悪いとかがなかった馬という話をした。今回初めてちょっと歩様が乱れた。今回、初めてそういうしぐさを見せた。 -北海道への移動は 来週の水曜か木曜くらいにトレセンからノーザンファーム天栄へ。天栄経由で北海道に移動します。 -武豊騎手との会話は さっき電話で話して、「仕方ないね」と。また来年、ドウデュース以上の馬で頑張りましょうというのと、4年後に産駒が入ってくると思うので、その時はよろしくお願いしますという話をしました。