京葉銀、千葉興銀が大幅賃上げ 働きがい向上狙い 人材確保へ初任給も上乗せへ
京葉銀行と千葉興業銀行は、行員の賃金をそれぞれ約5・8%、約6%引き上げると発表した。いずれも行員の働きがい向上などが狙い。新たな人材確保のため、来年4月入行の初任給も3万円上乗せする。大幅な賃上げと初任給引き上げは両行ともに2年連続。 京葉銀はベースアップ(ベア)と定期昇給などにより5・8%程度の引き上げを行う。役職別の配分方法は、今後労働組合と協議するという。来年の初任給アップは大卒、短大卒、高卒の別なく一律で引き上げる予定。 千葉興銀は定昇、ベア、賞与を併せて年間賃金を平均6%引き上げる。 県内では、千葉銀行も平均5・6%超の引き上げを発表している。