連続テレビ小説『おむすび』第9週 第42話 ©NHK

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第42話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】 【写真】橋本環奈＆佐野勇斗を困惑させた「地獄のお好み焼きパーティー」とは…。貴重な未公開写真はこちら。NHK朝ドラ 『おむすび』劇中カット一覧

「地獄のお好み焼きパーティー」がトレンド入り！

　　運動生理学の授業。自分の体を使って心拍数の上昇を確かめるために、全速力で走った結（橋本環奈）やクラスメイトはばてていた。しかし、沙智（山本舞香）だけは軽快な走りをしている。森川（小手伸也）は娘が陸上競技をしていた時に、沙智が全国で活躍するほどの選手だったことを思い出す。 　一方、社会人野球に精を出す翔也は、エース・澤田（関口メンディー）の食事を見て、自分の食生活を振り返り、結に電話で相談する。結は翔也の1週間分の献立を考えることに。そこで結は沙智に協力を仰ぐが、拒否された上に彼女の神経を逆撫でしてしまう。 　その頃、真紀ちゃんのお墓参りから帰った歩（仲里依紗）は、母・愛子（麻生久美子）に起こった出来事を話す。聖人（北村有起哉）も帰ってくるなり、孝雄（緒方直人）にお裾分けした野菜を突き返されたショックで塞ぎ込んでいた。 　次の休みの日、結と翔也はデートに出かけていた。しかし、愛子からの電話を受けて翔也と家に連れ戻されると、落ち込む歩、聖人と「地獄のお好み焼きパーティー」が始まる…。 「地獄のお好み焼きパーティー」というインパクトのあるワードが飛び出した第41話。Xでは早速トレンド入りを果たした。「地獄のお好み焼きパーティーwww」「地獄のお好み焼きパーティーがトレンドに入っててワロタw」「地獄のお好み焼きパーティー開催」「元町イタリアンデートから地獄のお好み焼きパーティつらすぎやろ」など、ツッコミが殺到していた。 　また、スポーツ専門の栄養士を目指す沙智が、トップレベルの陸上選手だったことがわかる。「サッチンは元陸上選手。」「なめとる恋愛脳ギャルが勝手に自分の目標を『ウチもー』と言ってくるのムカつく！」「オリンピック候補だった人が栄養士目指してたら、ふつう察せると思うが…」「サッチンおそらく辞めざるを得ない理由があって陸上を辞めてるのは予想つくんだけど故障ではないのかな?」「陸上辞めたのは何かあったのね…」など、沙智への興味が高まっている。 　多角的な要素で物語が走る『おむすび』。登場人物の数だけドラマがあり、複雑に絡み合っていくのを追うのも楽しみの一つだ。しかし明日は「地獄のお好み焼きパーティー」がどんな結末を迎えるのか気になるところだ…。 （文・野原まりこ）