（写真：群馬テレビ）

今年１０月に開館５０周年を迎える高崎市の群馬県立近代美術館で１３日、桐生市で育った画家山口晃さんのトークイベントが開かれました。 高崎市の県立近代美術館は１０月１７日に開館５０周年を迎えるのを記念し、建物自体の魅力を発信する企画を１２日から行っています。この一環で１３日はトークイベントが開かれ、東京都で生まれ桐生で育った画家・山口晃さんが登壇しました。 山口さんは日本の伝統的絵画の様式で、建築物などを緻密に描き込む作風で知られています。３歳から高校卒業まで桐生市で過ごし、幼い頃には開館当初の近代美術館を訪れてその建物に触れたといいます。 山口さんは美術館を訪れた当時を振り返り、想像力を掻き立てるという近代美術館の設計や建築の面白さについて語りました。会場に訪れた約１８０人はユーモア溢れる山口さんのトークを楽しんでいました。 なお県立近代美術館では１１月１０日まで、山口さんが大学の卒業制作として描いた作品の特別展示を行っています。