【解説】世界遺産ストーンヘンジに粉末噴射 相次ぐ環境活動家の過激抗議…クラファンでは短時間で2800万円集まる イギリス
「抗議活動だけでは動かせない」デモ参加者が議員になる事例も
SPキャスター パトリック・ハーラン氏: 環境問題に触れるきっかけにはなるが、行為自体は許されるものではない。 フジテレビ・立石修 取材センター室長: こういう行為を取り上げることで、ホームページに行った人がその人たちの考え方を読んで、お金を払うというような流れになってはいるが、迷惑行為は容認できない。 だが、温暖化がどんどん進んで全く止まらないという中で、政府や企業やメディアが真剣に温暖化防止に取り組んでいるのか、という疑念がヨーロッパの若者世代にはある。 15才のグレタ・トゥーンベリさんが活動を始めた辺りから、多くの10代が温暖化阻止のデモに参加するようになってきた。その世代が今、20代になり「抗議活動だけでは動かせない」として、実際に議員になるような人も出てきた。 そういう風なものに繋がっていくのであるとすれば、まだそこに希望の芽はあるのかなとは思われる。 青井 キャスター: その可能性を期待したいですね。 SPキャスター パトリック・ハーラン氏: これ以外の活動家もたくさんおり、まともな活動やデモを行っている方もいる。環境問題に対する意識は少しずつ上昇していると思われる。 青井 キャスター: このような行動は、なかなかやめさせることもできないですよね? SPキャスター パトリック・ハーラン氏: 表現の自由もあり、活動を押さえつけることは難しい。例えば、以前、血ような液体をばらまいた後、ロンドン市長との対談ができたこともあり、そういった結果を生むこともある。 (「イット!」 6月20日放送より)
イット!