北九州市が「企業誘致加速大作戦」打ち出す農地計20ヘクタールを産業用地として開発へ福岡
RKB毎日放送
企業誘致の受け皿を広げようと、北九州市は、農地を産業用地に転用する取り組みを始めると発表しました。 【写真で見る】農地を産業用地に転用する取り組み 企業誘致へ ■自動車・半導体企業の誘致を目的に 武内和久北九州市長「多くの若い方々や市民の方々がやってくる街にしていくために、てこ入れをさらにしていく」 北九州市の武内和久市長は5日の定例会見で、「企業誘致加速大作戦」を始めると発表しました。若年層の雇用の場として自動車産業や半導体産業の企業を誘致するため、産業用地を確保することが目的です。 ■農地転用許可受け2025年度末に工事着手へ 具体的には高速道路のインターチェンジや港湾施設から3キロ以内にある農地など、小倉南区や門司区など4つのエリアで約20ヘクタールを産業用地として開発するということです。農地の転用には福岡県の承認が必要ですが、北九州市は、早ければ2025年度末にも造成工事に着手したいとしています。
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