雀士には最高の“お年玉”二階堂亜樹、ドラ暗刻祭りに倍満ツモで2カ月半ぶりトップ「強い気持ちで座りました!」/麻雀・Mリーグ
これが手に入れば、もう年始に欲しいものはないだろう。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」1月6日の第1試合はEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)がトップ。序盤にドラ暗刻の倍満をツモ、その後もアガり続けて最高の“お年玉”を手に入れた。 【映像】強烈!亜樹のトップを手繰り寄せたドラ6の倍満ツモ この試合は東家から亜樹、セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)、U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)の並びで開始。亜樹は東1局のテンパイ料と、同1本場に3000点のツモアガリでリード。東1局2本場には内川のリーチへ2600点の放銃を喫してしまったが、東2局にすぐさま挽回のチャンスが訪れた。配牌でドラ5筒が暗刻。赤5筒もあり、跳満以上が狙える。ペン3筒ターツを払ったところで裏目のツモ3筒。テンパイを逃す形にはなったが、すぐにペン7索を引いてテンパイ。四・七万待ちか、それとも3筒と4筒の変則二面張に取るかの選択で、亜樹は後者を決断した。 先に四万を引き、唇を噛むような仕草も見せたが、その後に亜樹は3筒をツモアガリ。しかもその3筒が裏ドラになるという僥倖も。リーチ・ツモ・赤・ドラ3・裏ドラ2で1万6000点の大量リードを得た。実況の日吉辰哉(連盟)は「お年玉がすごい!」と絶叫した。 その後の東3局、東4局もアガリを重ね、南3局にはダメ押しの満貫も決めての大勝利。姉の瑠美からのリレーで昨年10月24日以来、2カ月半ぶりトップを収めた。インタビューでは「もう何カ月か振りのトップなので…」と照れ笑いを浮かべながら「今年初めての試合を任されて、良いスタートが切れたので良かったなと思います」。 さらに亜樹は「『連対したら連投』ということを(チームから)いわれていたので『ガセさんには打たせないぞ』という強い気持ちで座りました!」と、第2試合で登板予定だった松ヶ瀬隆弥(RMU)に任せることなく、自分でこの日を乗り切るつもりだったことも明かした。東2局の倍満については「裏目りまくって、結果一番高いのでアガれた」とにっこり。 年明け初トップを見届けたファンには「チームで初詣に行こうと思ったら、行列がすごすぎてできなかった。それでもトップが取れたので、次にまた頑張りたいと思います」とメッセージ。これにファンからは「おめでとう!」「気持ちが通じたんやね」「ナイストップ!」「亜樹キャワ!!」と次々にコメントが寄せられた。 【第1試合結果】 1着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)5万4800点/+74.8 2着 セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)1万7700点/▲2.3 3着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)1万7300点/▲22.7 4着 U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)1万200点/▲49.8 ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部