【速報】神戸空港で小型機胴体着陸 運輸安全委員会の事故調査官らが現地調査「重大インシデント」に認定 航空学校関係者らから聞き取りへ
5月31日、神戸空港で小型機が胴体着陸した事故について、国の運輸安全委員会の事故調査官らが1日午前に現地を訪れ調査を行っています。 【連続画像】胴体着陸した小型機は滑走路に翼が触れるように停止した 1日午前9時前、国の運輸安全委員会の航空事故調査官3人が神戸空港にある学校法人「ヒラタ学園」の神戸エアセンターを訪れました。
事故調査官「事故原因を調査し再発防止策に役立てたい」
31日午後2時半頃、神戸空港で「ヒラタ学園」の小型機が離着陸を繰り返す「タッチアンドゴー」と呼ばれる訓練中に滑走路へ胴体着陸しました。当時、機体には教官1人、訓練生2人の合わせて3人が乗っていましたがけが人はいませんでした。 国の運輸安全委員会は事故を「重大インシデント」に認定、指名された3人の事故調査官が1日午前9時前に、現地を訪れました。この後、職員から聞き取りを行ったうえ、機体の調査なども行うということです。 事故調査官の一人は「今回の調査の目的は事故の原因を探して、再発防止策に役立てたい。ポイントとなるのは、関係者から話を聞くことと機体の調査です。きょうと明日で現地調査を行い、できるだけ早くまとめていきたい」などと話しました。 この事故の影響で約5時間にわたり滑走路は閉鎖され、計34便が欠航するなど影響が出ました。