視聴率は低調なのに、なぜ「ラヴィット!」は人気沸騰なのか 「好きなアナ」ランキングで3人がランクインの快挙
大物ゲストも登場
「基本的には今も変わっていません。MCの川島明の実力、回しの上手さ、面白さといった比重は高いものの、若手芸人やアイドルなど“ラヴィットファミリー”のバランスの良さやこの番組ならではの座組が当たっています。“ビリビリ椅子”や“人狼ゲーム”といったヒット企画が出たことも大きいでしょう」 さらに、大物ゲストもいる。 「例えば、10月23日放送のゲストは陸上短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム選手(25)で、番組企画の『おじさんかけっこ』に参戦して圧勝していました。11月15日の放送ではメジャーリーガーの前田健太選手(36)、30日にはバドミントンの桃田賢斗選手(30)、12月3日にはプロ野球・福岡ソフトバンクホークスの近藤健介選手(31)など、錚々たるアスリートたちが登場しました」 近藤選手は「ラヴィット!」を見てから球場に出かけるのがルーティンなんだとか。 「バラエティ好きのアスリートにとっては、情報番組に出演するのより敷居が低いのかもしれません。共演者が多いので安心感があるのかもしれません」 それにしても、朝8時スタートのバラエティ番組によくブッキングできるものだ。 「バラエティ班が単独で動くことはまずないので、スポーツ局を通してブッキングしているのでしょう。そうした協力体制ができたのも『ラヴィット!』が話題の番組であり、TBS内でも番組を評価する声があるからでしょう。話題づくりのためTBSを挙げて協力を惜しまないというスタンスを感じます」 直前に放送されている「THE TIME,」のエンディングで、安住紳一郎アナ(51)と川島とのクロストークもネットニュースになることが少なくない。 「役員待遇の安住アナですから、まさに局を挙げての応援態勢ということでしょう」
デイリー新潮編集部
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