新暴露本『Endgame』で明らかになった、ヘンリー王子とメーガン妃の主張20 [前編]
11月28日、王室に関する新しい暴露本『Endgame』が発売された。著者はオミッド・スコビー。メーガン妃の友人と言われ、イギリスでは「サセックスの応援団長」「メーガンのマウスピース(代弁者)」と呼ばれている。今回の本も王子と妃に近い関係者、サセックスチームが主たる情報源。王子&妃本人から直接、情報をもらったのではないかとも見られている。それだけに書かれているのは王室をめぐる真実、公平な内容というよりも「ヘンリー王子とメーガン妃の主張」「サセックスから見た真実」である可能性が高い。実際、マスコミや王室専門家、王室関係者からは間違いを指摘する声や反論がすでに上がっている。とはいえ、王子と妃が何を主張したいのかは気になるところ。この本からわかった王子と妃の10の言い分についてレポートする。※前編 【写真】メーガン妃&ヘンリー王子のイチャイチャ幸せモーメント30
チャールズ国王は「ヘンリー王子を信用するな」とロイヤルファミリーに通達した
2023年初めに回顧録という名の王室批判本『SPARE』を出したヘンリー王子。出版前にチャールズ国王はロイヤルファミリー内に「ヘンリーを信用するな。彼と話をするときには気をつけろ」というメールを送った。ロイヤルファミリーはそれを極めて真剣に受け止めたとスコビーは主張している。
ウィリアム皇太子はヘンリー王子のメッセージを無視した
エリザベス女王が悪化し危篤状態になったとき、国王から最後の別れを告げるためサンドリンガムハウスまで「1人で」来るように言われた王子。メーガン妃と一緒に行こうと考えていたため王子は不満を感じたが、キャサリン皇太子妃も遠慮するということを聞いて納得したという。王子は“サンドリンガムハウスまでどうやっていくか”とウィリアム皇太子に相談するメッセージを送った。しかし皇太子は無視。テキストを読みもせず、王子に声をかけることなくチャーターしたプライベートフライトでスコットランドに発ってしまった。王子の近くにいた人は「これを目の当たりにして動揺した。この件に関して王子は完全に独りだった」と証言している。
王室はヘンリー王子のチームの懇願を聞き入れなかった
エリザベス女王は9月8日の午後3時10分に亡くなった。そのときヘンリー王子は空の上。飛行機でスコットランドに向かっているところだった。ヘンリー王子のチームは「せめて飛行機が到着するのを待ってから逝去のニュースを出してほしい」と懇願、王室はこれを渋々受け入れたという。しかし王子の乗った飛行機の到着が遅れると王室は「もう待っていられない」と女王の死を発表。ヘンリーは着陸後、BBCのニュース速報で女王が亡くなったことを知った。