女性が男性に求める理想年収は「500万円以上」。しかし日本の6割が年収500万円以下という結果に
物価高や給料が上がりにくい現代において、「結婚はしたいけど金銭的な不安」から、結婚に踏み切れない人も一定数存在します。 【アンケート結果】結婚相手の理想年収として女性が男性に求める年収は「500~600万円未満」が最多 また、結婚相手に求める条件として「年収」を1つの目安にしている人も多いでしょう。 では、結婚を意識した時に、どのくらいの年収があるのが理想なのでしょうか。 本記事では、3月に公表された調査データをもとに、女性が結婚相手に求める年収について詳しく紹介していきます。 既婚者にとって「結婚後に余裕のある生活を送るための理想収入」についても紹介しているので、あわせて参考にしてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
結婚相手に求める理想年収はいくら?
WeCapital株式会社は、20歳代~40歳代の未婚男女510人、既婚男女541人の合計1051人を対象に「年収と結婚」に関する意識調査を実施しました。 調査概要は下記のとおりです。 ・調査概要:「年収と結婚」に関する調査 ・調査期間:2024年2月9日(金)~2024年2月13日(火) ・調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査 ・調査人数:1051人(未婚男性255人、未婚女性255人、既婚男性268人、既婚女性273人) ・調査対象:調査回答時に 20代~40代 既婚/未婚(結婚願望のある方)男女 であると回答したモニター ・調査元:WeCapital株式会社 ・モニター提供元:ゼネラルリサーチ ・リリース公開日:2024年3月1日 上記調査の結果、未婚男女が考える結婚相手の理想年収として、女性が男性に求める年収は「500万円以上」、男性が女性に求める年収は「300万円以上」となりました。 未婚女性が男性に求める理想年収は「500~600万円未満(23.9%)」がトップとなり、次いで「400~500万円未満(23.1%)」「600~700万円未満(16.1%)」が続きました。 一方で、未婚男性が女性に求める理想年収は「300~400万円未満(26.3%)」がトップとなり「400~500万円未満(24.3%)」「200~300万円未満(16.9%)」と続く結果に。 国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は458万円であり、年収500万円~600万円の給与所得者の男性割合は全体の「14.2%」となっています。 また、日本の年収100万円以下~500万円以下の割合は全体の66.4%であることから、半数以上の人が年収500万円に到達していないことがわかります。 上記から、未婚女性の男性に求める理想年収は、ややハードルの高い年収基準といえるでしょう。