きっかけは”エアコンのつけ忘れ”「暑い。なんでつけてくれんかったと? 死ね」 発言した男子児童に担任が「一緒に死のうか」 廊下に連れ出し窓際で
■教諭が防火扉を蹴る・叩く「怒りの大きさを伝えた」 学校側の説明「男性教諭は、防火扉のところまで行き、防火扉を2回蹴る、1回たたくなど、大きな音をたてることで、自分の怒りの大きさを男子児童に伝えています」 保護者説明会で学校側は、男性教諭の指導のうち「泣いている男子児童を引きずって階段まで連れて行った行為」を体罰と認め、謝罪しました。 学校側の謝罪「決して許されることではなかった。もう一度、学校づくりを進めていきたいと思います本当に申し訳ありませんでした」 一方、保護者からは、その後の学校の対応にも批判の声があがっています。 ■児童への聞き取りは1か月後 学校の対応に保護者から批判 男性教諭は、その日の夜に男子児童の保護者に説明し謝罪したということですが、学校が把握したのは2日後でした。 13日、学校は、保護者からの電話で今回の事案を把握したものの、聞き取りを行ったのは男性教諭のみ。 児童らへの聞き取りやアンケート調査を行ったのは、約1か月が経った7月8日でした。 説明会では、保護者から「対応が不適切で、事実確認が不十分だ」と批判する声も上がりました。 保護者「ことなかれ主義、話を大きくしたくないそういう風にみえてしまう。適切に対応していたら1週間で終わっていた、学校が信頼を失うこともなかった、信用をしろというほうが難しい」 粕屋町教育委員会によりますと、男性教諭は、「いきすぎた指導があった」と話し、反省しているということです。 粕屋町教育委員会は、今後、男性教諭の処分を検討するともに、「信頼回復に向けて、子どものケアを最優先に学校を指導してきたい」とコメントしています。
RKB毎日放送