リング乱入亀田和毅ジム関係者がJBC事情聴取に「軽率行動」と“謝罪”
亀田和毅は、7月17日付けの自らの公式ブログに「なぜ俺の挑戦を受けない?全団体にオファーを出しても、返事は「やらない」。みんなどうしたんだ?俺と試合をしてチャンピオンベルトを奪われるのが怖いのか?その中でも日本人の世界チャンピオンの岩佐選手とは、岩佐選手が世界挑戦する前にスパーリングをしたことがある。スパーが終わったあとにチャンピオンになったら日本人対決をしよう。と男の約束した。それなのに、チャンピオンになってから何度もオファーを出してもやってくれない。俺は日本のボクシング界を盛り上げるために、ぜひ日本人対決を実現させたいと思ってる。もちろん岩佐選手がどうしても、どうしてもやりたくないなら4団体のどの世界チャンピオンでもいい。はやく世界戦がしたい。これからもオファーをかけ続けていく」との現在の心境を綴っていた。 その心情を理解できないわけではないが、プロボクシングの業界ルールを破る無茶な行動で直接の対戦要求をしても世界戦実現につながることはなく、こういうパフォーマンスは、むしろ逆効果だ。 JBC側は「倫理委員会での処罰を前提とした正式な事情聴取ではなく、メディアにも取り上げられ見過ごせない事案だったので、まずは事実確認をしたということ。今後、亀田サイドが、この問題に対して、どういう対応を見せるかで、正式な処分までを検討するのかどうかを考えたい」と、今後、亀田サイドが、どういうアクションを起こすのかを見守っていく方針。亀田サイドは、なんらかの手段で、今回の不法乱入で直接的な迷惑を及ぼした関係各位に事情説明と“謝罪”を行う必要と責任があるだろう。 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)