動物園のパンダと「フライパン」飼育員さん考案の「驚きの用途」をご存知ですか?
謎のモフとブラッシング
そしてこの年も登場したのが、謎のモフ。暖かくなってきたため、冬用の毛が抜けてきているのです。 タンタンのブラッシングは、吉田さんが行うことが多いそうですが、この時期はたくさん毛が抜けるため、たまに梅元さんもしてあげるそう。さらに、機嫌を取るために、獣医師さんもブラッシングしています。 「目に見えてリラックスしますからね。気持ちいいんでしょうね」(梅元さん) ブラッシングには、抜け毛をとることのほかに、タンタンをリラックスさせる効果もあるそうです。 ちなみに、タンタンが苦手とする獣医・菅野さんは、まだブラッシングをしたことがないのだそう。塩対応からブラッシングへの流れ、ぜひ見てみたいものですね。
お嬢様の春
同園の桜とお嬢様の共演を紹介したのは、68回目(https://gendai.media/articles/-/93171)。公式ツイッターに、桜とタンタンの写真がアップされていました。同園は、桜の名所でもあるんです。 このとき梅元さんは「タンタンを外に出すかどうかは、体調や気候を踏まえて検討する予定です」と、話していました。心臓疾患が見つかる以前は、気温26度以下を目安に、外へ出していたのです。 気候が良い休園日などには、屋外展示場へつながる通路で、ひなたぼっこを楽しんでいたというタンタン。「これからも、お天気と体調が良いときは、こういう風に外の空気を感じたり、陽の光を浴びたりしてもらう予定にしています」と、梅元さん。 屋外展示場の入り口は、日光や外気を取り入れられるように、鉄板から格子の扉に変わっています。暖かい日が増えてきて、春の足音を感じていましたか、お嬢様。 3月3日の観覧終了後には、ひな祭りのごちそうもプレゼントされました。 ごちそうを用意したのは、お嬢様のパティシエ・吉田憲一さん。 当日に決めたというごちそうの内容は、ニンジンとブドウで作った男雛と女雛に、園内で採ってきた梅の花を添えて。竹の器には甘酒に見立てたドリンク付きです。 思わぬプレゼントに、うれしそうなお嬢様。ひな祭りの様子は、公式YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=dWCJXdu5P78)で見ることができますよ。