【おしゃれ達人のバッグの中身vol.17】菓子研究家・藤野貴子さん「カラフルでキャッチーな小物で元気に」
おしゃれ上手な方のバッグとその中身を紹介する連載の第17回目。今回は菓子研究家の藤野貴子さんが登場です。四季折々のフルーツを使った美しいお菓子やデザート、普段着のおやつなどを提案し、お菓子教室やメディアなどで幅広く活躍する藤野さん。お菓子のスペシャリストのバッグと、携帯する愛用品とは? 【画像一覧を見る】
2WAYタイプ〈カンケン〉でPCと書類を綺麗にまとめ持ち
「仕事のときはパソコンが必携で、材料の買い出しや試作品の持ち帰りもあるため、荷物は多い方ですね」という藤野さんは、スウェーデンのアウトドアブランド『フェールラーベン』の〈カンケン〉を愛用。 「同じタイプをトータルで7年ほど使っていて、この黒は三代目。これと、柄入りの二代目を季節によって使い分けています。形が四角いので物を入れやすく、コンパクトながら収納力抜群。背面のポケットにはパソコンが収納でき、レシピや撮影のコンテなどの書類を一緒に入れてもぐちゃっとならず、綺麗に持ち運べるところがお気に入りです」 バッグにちょこんと付いているのは……おにぎりの形をしたネコ!「触り心地が良くてほのぼのする、先日韓国で買った新人マスコットです(笑)。チャックに付けたトリコロールカラーのチャームは、船の上で使う錘をイメージしたもの。どのバッグにもマスコットやチャームを付けていて、少しシュールでキャッチーなデザインが好みです」
小物はラフに扱える丈夫さ重視、エイドキットはマストアイテム
普段使うものは黒系を中心に、シンプルでメンズライクなデザインが基本なのだそう。 「仕事のときは他のことに気を遣えないので、携帯にはなるべく軽く、丁寧に扱わなくても大丈夫なものを選んでいます。小物はカラフルに。明るいカラーは差し色にもなって、見ると元気になれるんです」 (写真左から) 『ユースキン』の〈リリップケアスティック〉:リップバームもハンドクリームも『ユースキン』一択。ハンドクリームは家とキッチンスタジオのあちこちに置き、移動用にも常備。私には欠かせない肌ケアブランドです。 『龍角散』の〈龍角散ダイレクト〉:喉が弱いので、荒れや乾燥のケアに。お菓子教室のときなど、いつもよりよく話す仕事のときにも、これさえあれば安心。 絆創膏:仕事柄、傷ややけどをすることが多く、絆創膏は必携です。 (写真左から時計回りに) サングラス:目を治療して以来、少しの日差しでも眩しいので、昼間のサングラスはマストアイテム。多少雑に扱っても丈夫な『zoff』と『Jins』を愛用。髪型やスタイリングに合わせられるようにいくつか持っています。 ステンレスボトル:父から始まった『カストール』の40周年を記念して、大好きなブランド『Hydro Flask』で製作したオリジナル。かわいくてお気に入りです。中に入れているのはもっぱら白湯。水やお湯って喉が渇かないのがいいですよね。 『Apple』の〈AirPods〉:バッグの中で見つけやすいように、シュールな"レインボー君"のシールを貼っています。 (写真上から) 『ポスタルコ』の名刺入れ:東京を拠点にするブランド。革が馴染んでいい味が出てきました。 『ポスタルコ』の〈フルムーンウォレット〉:片面にカードとお札、反対側のファスナー付きポケットに小銭が入ります。タグにカラビナを付けて引っ掛けられるので旅行にも最適。もともと小さいお財布が好きなのですが、薄くて軽くてコンパクト、これ以上のお財布は他にないですね。