「ゴミの下から母親と娘の骨つぼが…」「不審死した姉を罵倒」4歳娘“毒殺”容疑の資産家夫婦の本性
夫妻が姉を大声で罵倒して、姉がへたりこんでいた
「姉と容疑者夫婦の仲が悪かったみたい。数回、夫妻が姉を大声で罵倒して、姉がへたりこんでいる姿を見ました。姉はおとなしい人で、ほとんど外には出てこなかった」 このトラブルの数か月後、姉は謎の死を遂げる。すると、健一容疑者は父親が創業した『ホソヤ産業』の代表取締役に就任。一部報道では、健一容疑者と姉は相続問題でもめていたとも。 父親は皮革の加工・販売業で財を成し、自宅マンションほか不動産賃貸業や、浅草にある和風観光ホテル経営もするようになっていた。 社長就任の数日後、今度は父親が白血病で他界。 翌19年、美輝ちゃんが誕生するが、育児トラブルなのか夫婦ゲンカの末、志保容疑者が洋服をベランダで燃やすボヤ騒ぎを起こす。この一件はネグレクト(育児放棄)とみなされ、子ども3人は児童相談所が一時保護するも、わずか半年で解除されている。さまざまなトラブルを起こす一家だったが、健一容疑者の近所の評判は上々だった。 「毎朝夕、子どもの学校の送迎はするし、食材の買い出しもしていた。美輝ちゃんをベビーカーに乗せて散歩もしていたしね。きちんと挨拶はしてくれるし、好印象だった」 一方、志保容疑者は、 「ほとんど外に出ず、部屋にこもりっきり。子どもの面倒を見ている姿も、一度も見なかったね。健一容疑者に尋ねると“子育てが苦手みたいで”って。エレベーターで2、3回すれ違ったが、挨拶を交わすこともなく、ただただうつむいていました」 昨年8月、警察の任意での事情聴取を受けたという健一容疑者の知人は、過去に一家の部屋を訪問。そこには異様な光景が広がっていたという。 「部屋じゅうにゴミが散らかっていた。ゴミ袋の下に、母親と次女の骨つぼも紛れていて……。供養している様子は微塵も感じられなかった」(健一容疑者の知人) 謎多き事件、警察による真相究明が待たれる。