『ワンピ』魚人島が炎上? 予言「島が滅亡」のシルエットから導かれる苦しい未来
シャーリーがみた「未来」の真相は?
TVアニメ『ONE PIECE(ワンピース)』の映像や音響が新たに編集された「SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』 魚人島編」が放送中です。「魚人島編」は半年後からアニメが始まる「エッグヘッド編」への重要な内容がいくつもあり、そのなかでも魚人島に迫る「危機」についての展開は大きな注目を浴びています。 【画像】え…っ?こんなサイズ差あったっけ? こちらが「顔がルフィよりデカい」しらほしです(6枚) その「危機」の発端は、「マーメイドカフェ」のオーナーである人魚「シャーリー」の不吉な予言です。シャーリーは水晶球を扱う占い師であり、その予言は外れたことがありません。例えば、「大海賊時代」の始まりや、「マリンフォード頂上戦争」での「白ひげ」こと「エドワード・ニューゲート」の死を予言しました。 コミックス62巻610話では、シャーリーが「麦わら帽子を被った人間…!!『麦わらのルフィ』によって……… 彼の手によって…!!!『魚人島』は滅ぼされる!!!」と不吉な予言を告げます。シャーリーが視たと思われる映像は、麦わら帽子を被った人物のシルエットに、燃え盛る背景です。外れたことのないというシャーリーの予言どおり、本当に「モンキー・D・ルフィ」は魚人島を滅ぼすことになるのでしょうか。 とはいえ必ずしもルフィが直接、魚人島の危機に関与するとは限らず、いくつかの可能性が考えられます。例えば、「イム様」の思惑が絡んでくるかもしれません。 コミックス90巻908話では、謎の人物「イム様」が「リュウグウ王国」の王女である「しらほし」の写真にナイフを突き指していました。イム様がしらほしに恨みを持っているとすれば、魚人島はかなり危険な状態にあることでしょう。なぜならイム様は、コミックス105巻1060話で、「ルルシア王国」を国ごと消し去ったからです。魚人島が狙われれば、国家存続の危機に陥ってしまうことは容易に想像がつきます。 また、魚人島編から不審な動きをしている海賊「カリブー」も危険視すべき存在です。カリブーは沼のなかに相手を引きずり込んで窒息させたり、体内に武器を仕込んだりできる「ヌマヌマの実」の能力者です。その能力を使って、しらほしの正体が「古代兵器ポセイドン」であるという秘密を盗み聞きしていました。 カリブーは現在「黒ひげ」こと「マーシャル・D・ティーチ」率いる「黒ひげ海賊団」に取り入っています。その黒ひげ海賊団には、触れた相手に変身できる「イヌイヌの実 幻獣種 モデル:九尾の狐」の能力者である「カタリーナ・デボン」もいます。彼女はコミックス109巻1107話で「五老星」のひとり「ジェイガルシア・サターン聖」に触れていたことから、黒ひげ海賊団が魚人島を略奪しにやってくる可能性も考えられています。 そして、『ONE PIECE』の世界情勢も、魚人島の未来に影響を及ぼす可能性があります。コミックス110巻1113話の「Dr.ベガパンク」による世界配信で、この世界が「海に沈む」ことが明かされました。海底に存在する魚人島には、海底火山の爆発という不安要素があります。海の中とはいえ、火山が爆発したら、魚人たちが暮らす島々は燃えてしまうのかもしれません。 そのほか巨大な船「ノア」について、「ノア」は「海王類」たちが「引く為に作られ」、「約束の時」を待っているそうですが、何のためにどんな約束で作られたのかはいまだ謎に包まれています。Dr.ベガパンクの発言の通り世界が海に沈むとすれば、ノアはその力を発揮するのでしょうか。 このように、魚人島には数々の危機が迫る可能性が存在しています。シャーリーの予言のとおり、ルフィは魚人島を滅ぼしてしまうのか、それとも再び戦うのか、これからの展開から目が離せません。
LUIS FIELD