白山初冠雪、青空に浮かぶ 史上2番目の遅さ
金沢地方気象台は8日、白山(2702メートル)で初冠雪を観測したと発表した。平年より18日、昨年より31日遅く、統計データがある1913(大正2)年以降で2番目に遅かった。 白山の初冠雪は金沢地方気象台の職員が、金沢市の気象台から目視で積雪を確認すると発表される。最も遅い初冠雪は1977(昭和52)年11月9日。小松市矢崎町では走行する北陸新幹線の車両の背景に、山頂付近にうっすら雪が積もった白山が見られた。 8日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ、最高気温は金沢16・1度、輪島14・9度と11月中旬並みだった。朝は冷え込み、全11地点で今季最低の気温だった。9日も晴れる見込み。