グラウンドで千鳥足!? ソフトバンク近藤健介、魂の疾走の末に…全力プレーにナイン喝采 カメラマンのイチオシショット
【アナザーショット!】 生還した選手がベンチ前でナインと順番にタッチを交わしていく、カメラマンの間で通称「ぱたぱた」と呼ばれるシーン。今シーズンもすでに数え切れない走者の、そして迎えるベンチや監督の笑顔を写真に収めてきただろうか。 ■倉野信次コーチ「セーフ」にこもった気遣い【アナザーショット!】 5月1日の楽天戦、さあこの日もまた近藤健介が生還…と思いきや、千鳥足のようなヘロヘロの足取りに、天を仰いでつらそうな表情。それもそのはず、近藤は2回1死に中越え三塁打を放ち、相手守備が乱れた間に本塁へヘッドスライディングで生還を狙った。全力プレーに喝采を送るチームをとらえたのがこの1枚だ。 一度はセーフ判定も、残念ながらリプレー検証で覆りアウトに。肩を落とした近藤だったが、小久保監督をはじめナインはベンチで温かく迎えた。試合後、近藤は「全力疾走で足が動かなかったです。でもチームは盛り上がってましたよ」と笑顔だった。(穴井友梨)
西日本新聞社