自民党総裁選投開票まで1週間 福岡選出の国会議員が選ぶ「選挙の顔」は
同じ派閥から立候補した河野太郎デジタル大臣の支持を表明しています。 その麻生派に所属する大家敏志参院議員は、次の衆院選で福岡9区から出馬する意向を示していますが、党本部から公認は得られていません。 総裁選では誰を支持するか明言していないものの、トップが変われば公認が得られると謎の自信をのぞかせます。 自民党(麻生派) 大家敏志 参院議員「大家敏志に決まると思います」 ■鬼木誠氏は小林氏の推薦人に 「団塊ジュニアに日本の舵取りを」 福岡2区選出の鬼木誠防衛副大臣は、前回の衆院選挙で自身の応援演説をした高市早苗経済安保担当大臣と当選同期の小林鷹之前経済安保担当大臣のどちらを支持するか悩んだ末、小林氏の推薦人に名を連ねました。 自民党 福岡2区 鬼木誠 防衛副大臣「高市先生にも御恩があります。自民党に人材はいると。そして私たち団塊ジュニアにこの困難な日本の舵取りをもう任せて欲しい」 ■旧岸田派の3議員が選ぶのは林芳正氏 福岡3区選出の古賀篤衆院議員、福岡7区選出の藤丸敏衆院議員、そして、松山政司参院幹事長。 旧岸田派の3人が推しているのは、同じ派閥だった林芳正官房長官です。 自民党 福岡7区(旧岸田派) 藤丸敏 衆院議員「波が高い世の中の時は間違わない正確な判断が問われるので、それに一番うってつけは林芳正」 ■カギを握るのは地方票か 県連の”ドン”の影響も・・・ 総裁選は、国会議員の議員票368票と、全国の党員・党友による地方票368票の合わせて736票で争われます。 今回の総裁選は過去最多の9人が立候補したため、国会議員票の分散が予想されていて、地方票がカギを握るとされています。 自民党福岡県連で絶大な力を誇る蔵内勇夫県議の息子が林氏の秘書を務めていたこともあり、林氏への支持を求める動きもあります。 事実上、次の総理大臣を決める自民党総裁選の投開票まであと1週間。 早期の衆議院解散が見込まれる中、誰が「選挙の顔」となるのでしょうか。
RKB毎日放送