アークテリクスから新機軸のシューズが発売!336gの軽量設計にグリップ力も兼ね備えた「バーテックスアルパイン」
アークテリクスから新機軸のシューズが発売!336gの軽量設計にグリップ力も兼ね備えた「バーテックスアルパイン」
アークテリクスから、新作の高機能ローカットシューズ「バーテックスアルパイン」が登場! この記事では、同シューズの特徴や機能性、デザインについて解説します。 文◉PEAKS編集部。
アークテリクス伝統の高機能性
アークテリクスは1989年にカナダ・バンクーバーで創業した、アウトドアブランド。創業当初から、過酷な環境下でも安全に活動できる高性能な製品を開発することを掲げ、つねに革新的なギアを生み出しています。1991年に登山用ハーネス「ベイパーハーネス」を発表して以来、3Dパターン設計を取り入れるなど、ユーザーの動きを妨げないウエアやギアづくりに注力してきました。 新作の「バーテックスアルパイン」は、2021年に新設したフットウエア専門のデザインオフィスにて、アークテリクスがこれまで培ってきた高機能素材とパターン設計のノウハウが惜しみなく注ぎ込まれ、デナリでの新ルート開拓に尽力する山岳ガイド「マイク・ガードナー」と共同開発したもの。長時間履いていても快適に行動できるようトレイルランニングシューズのフィット感と機能性を取り入れ、岩稜の連続するテクニカルな地形を効率よく移動するために開発された、新機軸のシューズです。
抜群の軽さとグリップ力
「バーテックスアルパイン」の最大の特徴は、驚くべき軽さとグリップ力にあります。ミッドソール一体型のTPUシャンクを採用することで重量はわずか336グラム(27cm片足)とかなり軽量ながら、高い防水・透湿性を誇るゴアテックス素材を採用したアッパーは、岩場や悪路でも水濡れから足を保護。また、アウトソールにはクライミングソールにも使用される高グリップのヴィブラム社製ラバー「XS Flash 2」を採用し、4mmラグのソールパターンはぬかるみや濡れた岩場でも滑りにくいうえ、つま先にはクライミングゾーンも設けられています。 さらに履き口にライニングとタンを一体型にしたニット素材を配し、つま先10mm・かかと18mmのスタックハイト(ソールの厚さ)にすることで、体重移動がスムーズになるよう配慮。これまで培ってきたパターン設計のノウハウにより、足への必要以上の締め付け感がなく、しっかりとしたフィット感を体感できます。