「なに怪我してんだ俺」と悔しさ吐露 神戸GK新井、J開幕直前に顔面大怪我で離脱
両上顎骨骨折などで全治約6週間の見込み
ヴィッセル神戸は21日、GK新井章太が負傷離脱することになったと発表した。 現在35歳の新井は、これまで東京ヴェルディ、川崎フロンターレ、ジェフユナイテッド千葉でプレイ。北海道コンサドーレ札幌と激闘を繰り広げた2019年のJリーグYBCルヴァンカップ決勝において、PK戦で素晴らしいセーブを見せ、“川崎のヒーロー”となったのも記憶に新しい。 そんな新井が、今季から新天地に選んだのが神戸。年明けに移籍が発表されると、今月7日に行われたインテル・マイアミとのプレシーズンマッチでは、後半から途中出場を果たした。そして、リオネル・メッシの決定機を防いだり、得意のPKストップを見せたり、存在感を発揮していた。 こういった活躍や勝負強さもあり、日本代表に選ばれているGK前川黛也との正守護神争いに注目していたファンも少なくないかもしれない。しかし、開幕直前に悲劇が襲う。神戸の公式サイトによると、新井は18日に行われたトレーニング中に負傷。その後の検査で両上顎骨骨折、右上1番歯牙完全脱臼、下唇裂創が発覚し、全治約6週間の見込みと診断されたというのだ。 自身のInstagramを更新した新井は「なに怪我してんだ俺」と悔しさを吐露。ただ「すぐに戻ってみせます!! 1日でも早くノエスタのエンブレム触りたいんで!!」とも綴っており、ファンへ早期復帰を誓っている。
構成/ザ・ワールド編集部