札幌市中心部の“海鮮居酒屋”で食中毒 10人からノロウイルス検出―5日間の営業停止「宴会で利用したら12人全員が体調不良」保健所に届け出→調査で32人が『下痢 嘔吐 発熱』
札幌市保健所は5月20日、中心部の飲食店でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。 食中毒が発生したのは札幌中央区南2条西1丁目の飲食店「大衆海鮮酒場さぶろう別邸」です。 店の利用者から5月13日「9日に会社の宴会で飲食店を利用したところ、12人全員が体調不良になった」と届け出が保健所に寄せられました。 保健所が調査したところ、5月8~10日に店を利用した6団体32人の男女が発熱や下痢、嘔吐などの症状を訴え、検査した10人からノロウイルスを検出しました。 このうち13人が病院で治療を受けましたが、全員快方に向かっています。 店で調理に従事していた2人からノロウイルスが検出されていて、2人を介し食中毒に感染したとみています。 保健所は店に20日~24日までの5日間の営業停止を命じました。 5月20日現在、札幌市内で食中毒は10件、計82人が感染していて、前年同期比9件68人に増えています。 札幌市保健所は下痢や吐き気などの症状のある人は食品を扱わないことや食品の十分な過熱を徹底するよう呼びかけています。
UHB 北海道文化放送
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