バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル

ジャン・ジジェン[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500）は15日、ダブルス1回戦が行われ、予選勝者のT・マハーチ（チェコ）/ ジャン・ジジェン（中国）組がワイルドカード（主催者推薦）で出場したR・カルバレス バエナ（スペイン）/ J・ムナル（スペイン）組を6-4, 6-4のストレートで下し、初戦突破を果たした。この試合でジャンはポール回しを成功させている。 【動画】ポール回し成功！スーパープレーに拍手喝采 マハーチとジャンはシングルスを主戦場とする選手だが、今季は同ペアで2大会に出場し全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）で4強、オープン13・プロヴァンス（フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250）では優勝と好成績を収めている。 同ペアで今季3大会目の出場となった今大会には予選から出場。2試合に勝利し本戦入りした。 迎えた1回戦、マハーチとジャンはファーストサービス時に92パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークポイントを与えず、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークに成功。1時間4分で準々決勝に駒を進めた。 この試合の第1セットの第6ゲームではジャンがネットの外側から相手コートにボールを入れる「ポール回し」を成功させ観客を沸かせた。これに相手のムナルは信じられないといった様子で呆然と立ち尽くした。 勝利したマハーチとジャンは準々決勝で第1シードのM・グラノジェルス（スペイン）/ H・セバリョス（アルゼンチン）組とワイルドカードで出場するD・リンコン（スペイン）/ O・ロカ・バターリャ（スペイン）組のどちらかと対戦する。