井口高でテスト結果のデータ誤消去 全員を満点扱いに 広島市西区
広島県教委は17日、井口高(広島市西区)で生徒306人分のテスト結果のデータを誤って消去する事案があったと発表した。個人情報の流出の恐れはないとしている。 県教委によると、教員が11月7日、教職員用パソコンの更新時、古いパソコンのデータ移行に失敗していたことに気付いた。古いパソコン内にあった国語の小テストの点数などのデータは、既に委託業者が復元できない方法で消去していたという。データが消えた小テストは全員を満点扱いにする。県教委は「生徒に不利益が生じないよう対応する」としている。
中国新聞社