ゴンベエを探してはな湯を訪ねて来た三沢光子（本上まなみ）。　写真◎NHK

趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』（総合・月曜～土曜8時ほか）の第40回が24日（金）に放送され、謎の男・ゴンベエ（宇野祥平）の正体が明らかになった。 【写真】謎の男・ゴンベエ、ほか『ブギウギ』第40回場面カット【5点】 ツヤ（水川あさみ）が亡くなり、スズ子（趣里）と梅吉（柳葉敏郎）は今後のはな湯をどうするか相談していた。赤字続きでもう閉めるしかないと決断したスズ子は、常連客に別れを告げる。そこに、三沢光子（本上まなみ）と名乗る女性が訪ねてくる。光子はゴンベエの顔を見るなり「玉さん？」と駆け寄り、ゴンベエの過去を語りだした。 光子によると、ゴンベエは「伊福部玉五郎」という名前で、大きな呉服屋の若旦那だったのだという。両親が亡くなり経営を任されるも、借金を抱えてしまい、道頓堀の川に飛び込んだところを梅吉とスズ子が助けたのだ。そして光子は、まだスズ子が幼いころにツヤが描いたゴンベエの似顔絵を見てはな湯までやってきていた。 光子は「お嫁さんにしてください」とゴンベエに思いを伝える。ゴンベエは、自分の貯金と光子の貯金を合わせて、はな湯を立て直したいと申し出て、はな湯は営業を続けられることになった。ツヤが繋いでくれた奇跡に、スズ子も梅吉も笑顔に。梅吉はゴンベエにはな湯を任せ、スズ子と共に東京に行くことを決めた。 ついに明らかになったゴンベエの過去に、ネット上では「ゴンベエさんに起きた奇跡が、かつてツヤさんが何気なく行動した善意の結果だったというのがいい」「ゴンベエさんのまさかの過去…！！はな湯を引き継いでくれて嬉しい…！」「ゴンベエさんは記憶を失う前も心の優しい人だったんだね」と、久しぶりに喜びの声が集まっていた。