堂本剛「歌えて幸せだった」 2002年発表の『街』を再レコーディング 映画の主題歌に
堂本剛さん(45)が、27年ぶりに単独主演する映画『まる』(10月18日公開予定、製作・配給:アスミック・エース)。映画の主題歌が、堂本さんが作詞・作曲した楽曲に決定し、コメントを寄せました。 【画像】堂本剛、27年ぶり単独主演作で映画音楽に初挑戦 ポスタービジュアルも解禁 映画は、堂本さん演じる現代美術家のアシスタントをする男・沢田の日常が、◯(まる)によって浸食されていく物語。 主題歌は、堂本さんが作詞・作曲し2002年に発表した「堂本剛」名義での1stシングル『街』を再レコーディングした『街(movie ver.)』に決定しました。 堂本さんは「楽曲そのものは僕自身が人のことが好きじゃなかった時期に書いた曲で、傷つけられたり傷ついたりもするけれど、自分の中にある痛みを忘れたくないなという想いが宿っているんです。若い頃の自分の燃えたぎる闘いの痕跡と言いますか、痛みを忘れてしまうと人を傷つけてしまうかもしれないから、見失わないようにという強い心を歌っている曲なんですよ。だから、歌うたびに若いときの自分と対話することになるんですけど、その構図って『まる』という作品と一緒なんですよね。そうやって自分と向き合ってみて・・・・・・当時からすごく変わったかと言うと、そんなに変わっているわけでもなくて。そこも沢田と重なるんです。たまたま描いた『〇』で脚光を浴びていきますけど、『いや、こういうことじゃないのにな』と思って、描きたい絵を描くことで自分にとっての幸せ、喜びを実感するようになっていったのと、すごく似ているんですよね」とコメント。 続けて「『街』という楽曲も歌うたび、若いながらに自分自身であろうとした頃に戻っていけるからこそ、今回の映画のためだけのバージョンを歌う意味があると思ったので、考えるよりも感性的なものを大事にする、といったゾーンの中で歌唱させていただいて。ラストを自分の歌で締めさせてもらえるという、とてもぜいたくな作品になりましたし、『街』という楽曲を沢田が歌っていると錯覚するような着地の仕方をした気がするので、歌えて幸せだったなと思っています」とコメントを寄せました。