（左から）吉田明世、ユージ

モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」（毎週月曜～金曜 6:00～9:00）。この記事では、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。

◆「70％」が、2024年は2023年よりも“良い年になる”と楽観

世界最大規模の世論調査会社イプソスは、世界34ヵ国のおよそ2万5,000人を対象に調査を実施。その調査結果によると、「2024年は2023年よりも自分にとって良い年になると楽観している」を聞いた質問では、「当てはまる」と回答した人は70％でした。 このトピックを受けて、ユージは「基本的に僕はいつも、来年はもっと良くなっちゃうぞ、明日はもっと良くなるぞというスタンス」とポジティブな一面をのぞかせます。 吉田から「プラスに考えたほうがいいというのは分かるんですけど、どうすればユージさんみたいにポジティブになれるんですか？」とアドバイスを求められると、「例えば、今日あった嫌なことを1個挙げてくださいというと結構見つけられると思うけど、逆にいいことをひとつ挙げてみてくださいとなると出てこない人が多いと思う。考え方の切り替えで、僕は嫌なことを1個思いついたら、嫌なことの後にはいいことがあると思うようにしている。嫌なことを見つけたり、振り返ったりするのもいいんですけど、それとセットで（この後に）いいこともくると思うことも忘れないでほしい」と話していました。

◆ビッグアイデアを生み出す方法のメソッド化に「10年」

毎月、最終火曜日は「ジュンク堂書店池袋本店」とのコラボ・キーナンバー！ 今回紹介するのは、「ビジネス書」部門です。同店スタッフが注目作として挙げたのは、シーナ・アイエンガーさんによる『THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法：コロンビア大学ビジネススクール特別講義』（‎NewsPicksパブリッシング）。 コロンビア大学ビジネススクール教授のシーナさんは、イノベーションやリーダーシップ、選択にまつわる研究などで世界的な第一人者と言われており、ビッグアイデアを生み出す方法のメソッド化に10年かけて成功。同大学で「THINK BIGGER」と題した人気講座を受講者に教えており、これをシーナさん自らが書籍化したビジネス書です。 本作について、同店スタッフは「インスピレーションが大事だと思われがちなアイデアを、自由の女神からピカソ、アインシュタイン、Amazonといった例を挙げながら、どのように最高の発想が生まれているのかを解説した本です」と説明。 そして本作の魅力については「大金持ちだけが食べられる贅沢品だったアイスクリームが、みんなが食べられるものになったのは、どうしてなのか。THE BEATLESの名曲『Yesterday』がどうやって生まれたのかなどのエピソードがたくさん詰め込まれており、まったく飽きることなく読み進められます。そして、アイデアがどのように生まれてくるのかを知ることができます」ということです。 ユージは「これは、めちゃくちゃ知りたいですね」と興味を示していました。