米女子ツアーアジアシリーズ第2戦に参戦する稲見萌寧。今週のコンディションを現地の柳橋章徳コーチに直撃した
グリーン上の練習は、どの選手もそうですけど練習器具をめちゃくちゃ使い込んでます。グリーン上に線も描きまくってるし。日本じゃ描けないじゃないですか。日本人より圧倒的に練習器具を使って、短いパットを徹底的にシステマチックにやってるなって印象は受けてます。ロングパットも、振り幅をあえて決めてやってる人もいます。多分、テンポを変えずに5メートルぐらいをポーンって打ったりして、グリーンスピードに対しての感覚のスイッチを、そのコースコースで合わせてる感じの練習でしたね。 気温は毎日32~33度ぐらいまで上がってて、蒸し暑いですね。やっぱ東南アジアなんで。乾燥している日本から熱帯に来てるんで、体力的にというか、身体的にも難しいですよね。天気は、前半はいいんですけど週末あたりは雨予報が出ていて。南国特有というか、天気はまったく読めないですね。1日ごとに天気予報が変わってるみたいな感じです。風も強くて、しかも一方方向からじゃなくて、月曜は北東だったかな、6~7メートル吹いてたと思います。風が吹くとけっこうムズい感じ。とくにグリーン上で吹くと、グリーンが大きいので、乗っちゃうと逆にムズいんじゃないかって思いました。「乗ったはいいけど、長いパットが残る」みたいなパターンにもなり得る感じなので、そこをどうマネジメントするかがポイントになりそうです。
みんなのゴルフダイジェスト編集部